今回の舞台、いつかも書いたかも知れないけど、
「光と闇」がコンセプトの一つにあった。
見えるもの、見えないもの。
普通の舞台のように、袖から出てきた役者が、パッと動き出すのではなく、
袖からじわっと滲むように出てきた役者が、明りに入っていく過程で、
生気を得ていく――認識できる固体になる、というイメージがあった。
いかがだったでしょう。
インディペンデントシアター2ndという、あの空間。
あの場所を使うなら、あの場所だから出来るような芝居にしたかった。
久しぶりに役者としても参加し、
改めて感じること、考えることも沢山あった今回の舞台。
アンケートを読むと、伝えたかった部分、そのシーンの、役者のちょっとした所作や仕草について触れてくれている物が多く、とても嬉しく思いました。
正直、自分としては「ちょっと薄い」んじゃないか、と思っていたんですが――皆に十分濃いわっ!と突っ込まれたりしてたけど――一安心。
今回の公演で実施した音声解説も、実際に体験された方々に概ね好評だったようです。
勿論、到らなかったところも多々あると思うけれど、それを次にどう生かすか、そう考えたいと思います。
次があるから、なんて考えてるわけではないけれど、
今は、次に向かっていかねばなりません。
月子が選んだことのように、自分で決めたことだから振り返っていてはいけないから。
たくさん感想のメールも頂きました。
本来ならば舞台の上で伝えるべき事なのかもしれませんが、
幾つか共通する質問を頂いたので、それについては
5/23(水)の劇団ユーストリーム「やりすぎっ」にてお話ししたいと思います!
ぜひぜひご覧下さいませ!!
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2012年5月23日(水)21:00〜22:00
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第32回公演「語り部たちの夜-風-」の公演風景や、新しく動き出す新企画、
2012年度の公演予定などなど、人気コーナー+αでお届けします!
ぜひチェックインしてご試聴ください。
前回ツイートやメールくれた方の中から、
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これにてケイコバブログ「語り部たちの夜-風-」編は終了となります。
次は、すでに始まりました「枚方こどもミュージカル2012」の稽古風景をアップしていく予定です。そちらもお楽しみください。
2012年05月22日
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