2011年08月29日

ありがとうのメロディ/坂口ゆい

今年の子ども達は、なんだかのんびりしたおとなしい子が多かったです。
反比例して焦る講師陣、怒ってばっかりだったなぁ。

本番当日は、緊張なのか高揚なのか、フワフワしていた子ども達。
私達は不安でいっぱいでした。
他の講師の皆さんに、「泣きそう」だの「吐きそう」だの弱音ばっかり吐いて・・・
情けないけど、今年は講師同士の繋がりのありがたさも、すごく感じました。

1ステージ目、2ステージ目。
どちらもいいとこ悪いとこ、ありました。
でも、子ども達、楽しそうだった。
今までで一番いい笑顔でした。

練習中、講師はいつも「笑顔!」と怒鳴ってました。
なんかおかしいと思いながら・・・
怒鳴って笑顔にさせるってどうなの?っていう。
でも、本番は自然に出た笑顔でいっぱいで、キラキラしてました。
子ども達の本番の強さには、いつも驚かされます。

出演者が「楽しかった!」と言えるなら、お客さんが「よかった!」と拍手をくれるなら、このミュージカルは成功ですね。
エンディングの桜吹雪、お客さんの歓声、子ども達の笑顔。
素晴らしかったです。

今年は平安時代にタイムスリップするお話、ということで・・・着物を着るメンバー多数。
保護者の皆様のご協力が、本当に本当にありがたかったです。
作業部屋にちょこちょこ顔は出していたものの、全然お手伝いできず・・・
もっとお話もしたかった。
子ども達の家での様子とか、聞けると嬉しいんです。

舞台に立つ子ども達を支える、たくさんの、たくさんの人。
今はまだピンとこなくても、そのありがたさに気が付いた時、今度は自分が誰かを支えようって思ってくれるといいな。

今年の出演者、75人。
色んなことを学んだと思います。
そして私も75人から、色んなことを学びました。

今はもう、ただ、ありがとう。
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