こどもミュージカルにもお盆休みというものがあります。
お父さんやお母さんのお仕事も休みになり、
家族そろっての思い出なんかを作ったりして欲しいと思う。
っていうか、休み、くれ。
コドモって、対峙しているだけでエネルギーがいる。
そう思っていた矢先、歌唱指導アシスタントの北さんから講師達に差し入れをいただく。

講師全員がこれを飲み干して
コドモたちに向かうという、この現場。
気力体力がどれほど必要か
お分かりいただけるだろうか。
それはさておき、本日は盆休み前の稽古最終日。
午前中はパート別稽古、午後は通し稽古、ダメだし。
本当言うと、ダメだしだけでなく、小返しして確認したいところだけど…。限られた稽古時間の中では難しい。
午前中のパート別稽古の時間、ボクは育成会の皆さんが作業している部屋で、衣裳や小道具の手順や説明を行う。作ったりもする。
衣裳を縫うミシン部屋と、小道具を作成するボンド部屋。
ボンド部屋に行って、わし座星人たちのヘルメットの作り方を伝える。
すげぇ、メンドくさい作り方になった…でも、お願いする。
部屋に充満するGボンドの匂いをかぎながら、(初めての人もいれば、はまっちゃって何年も参加の人もいるんだけど)「ああ、この匂いを嗅ぐと、夏が来た!って思うわ」と言うお母さん方もいた。
枚方では、Gボンドがキンチョーの蚊取り線香的夏の風物詩となりつつある。
説明したりしながら保護者の方からいろんなハナシを聞く。
稽古場では見れないコドモの姿。「ウチのコ、家ではこんな…」って感ハナシを聞いて、へぇってなる。
午後、通し稽古。点数は…ナイショです。
これからよくなるだろうし、よくなっていかなきゃウソだしな。
いいなぁと思える場面も幾つかあって、大切に仕上げたい。
そんな通し風景が、動画で見れるミュージカルのサイトは
コチラのOG・OBブログから。http://h-k-m.net/
そうそう。
今日、稽古の手伝いにきてくれたOGのコが、通し稽古を見ながら、
「チビッコギャング」という曲のシーンで、楽しそうに口ずさんでいたこと。
彼女は3年前の初演に出演していたんだけど、その曲を今も覚えているんだって印象的だった。あの舞台が、ちゃんと彼女たちの中に残っているんだな、と思うと、書いた人間として、やはり嬉しく思う。
演劇は風に書いた文字である。
だからこそ、関わった人の中に、何かメッセージを書き残していきたいと思う。
印象に残ったといえば−。

作業部屋でお母さんの一人から戴きました。
焼きおにぎり飴…!
私(M母)も 歌 完璧です!!
ダンスも適当に踊れます(笑)
お当番で 歌ってたら「なんで おばちゃん
歌えるの?」って ビックリされました。えへへ。
前回のダンスを踊ったら 前に出た子たちが
昼休みに一緒に踊ってくれました。
私達 母の心の中にも 残っていきますよ。
これからも 歌い 語り継がせてください。