既に2回のオリエンテーションを経て、チーム分けも完了。
「Dear」という、わりかし気に入っている台本を再演いたします。

写真はダンサーチーム。
もっともキレイに整列していたので表彰の変わりに。
このケイコバブログはSE・TSU・NAファンの方々が読んでくれているだろうし、今回は劇団以外の現場の話を、ゆるい感じで書いていこうと思います。
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このミュージカルは学区も学年もバラバラの子どもたちが集まって
一夏かけて一つの舞台を作るというものなんですが、
最初に彼ら彼女らに教えることは、二つ。
@ボクがコドモ嫌いだという事。
A整列するとき、近くにより過ぎるなという事。
この2点である。
@については、もう、隠したって仕方ないし、
嫌いだからって苛めたりするわけでもないし、
コドモ扱いとかするものイヤなんですよ、という事です。
自分がそうだったのでそう思うんだけど―そんなこと無いよと言われちゃえばそれまでなんだけど―コドモって、自分がコドモ扱いされてることをちゃんと自覚していると思うんだよね。あ、この人許してくれるな、とか、自分がカワイイと思われてるな、とか。
少なくともボクはそうだった。
ボクはコドモが嫌いなので、いつまでも静かにならない小学生や中学生たちを前にして、「オトナになれよ」と思う。
おいおい、いつまでそんなことしてるんだ、と。
Aについては、中々実感していただくのは難しいかもしれない。
稽古が始まる時、終わる時、コドモたちは整列して座るんだけど、
何故か前のほうにグググッとよってくる。
そこにはボクたちが立って説明なんかをするわけなんですが、
近いのだ。これは体験していただくしかないのかも知れないんだけど、
74人ものコドモたちがグググッと近くに来ると結構「暑い」。
生き物が持つ熱気みたいなものが、結構、クル。
なので窓や壁の線を目印にし、
この線より後ろに並びなさいと教えるわけです。
そんな感じで始まっております今年のミュージカル。
本番は8/30(日)ですよ。